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随分とごぶさたしております。何年か前に書き込んでいたやずみと申します。
ノベルスは買っておりますが(「千一夜の館の殺人」楽しませていただきました……え、古い?)、最近はとんと書評など書けるものではないと自重しつつ疎遠になっておりました。が、この度朝日ソノラマが廃業するとのことでショックを受け、古いデータを検索していると都筑道夫の『妖怪紳士』がここでヒットしまして(自分のコメントだ)。
いや『妖怪紳士』が二年も前に復刊していたのも全く知らずに我ながら不明を恥じるだけですが。
とまれソノシート、ソノラマ文庫、サンコミックス、マンガ少年で幼児期から中学あたりまで私の血となり肉となった朝日ソノラマの廃業は感慨深いものがあり、無謀にもこことは直接関係もないのにまたもや書き込んでしまいました。
朝日新聞社に受け継がれるとのことですが、70年代から80年代の作品が復刊される可能性はきわめて低く、ライトノベル業界ではすでに黄昏の時代に入っていたソノラマ文庫の存続も危ぶまれ、これでその歴史がほぼ終わることは間違いないでしょう。残念至極。
緑背にノスタルジィを感じる年寄りの感傷でした。
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